ジュネーブ国際発明展2022に出展、銀賞(Silver Medal)を受賞

この度、ダイワボウレーヨン株式会社(大阪市中央区 取締役社長:福嶋一成、以下当社)は、香港紡織及成衣研發中心(The Hong Kong Research Institute of Textile and Apparel、以下HKRITA※1) と共同開発した技術 「Viscose Fiber Production Using Recycled Cellulose Material(リサイクルセルロース原料を用いたビスコース繊維の製造)」をジュネーブ国際発明展 2022に出展し、銀賞を共同受賞いたしました。

ジュネーブ国際発明展「Special Edition 2022 Inventions Geneva Evaluation Days」※2は、25カ国から785の発明が出展されました。

 

 この革新的な技術は、独自の水熱分離技術により繊維廃棄物から回収したセルロースを用い、再生複合繊維を製造する持続可能な方法を提案するものです。従来のビスコース繊維と比較して、リサイクル原料はこの再生複合繊維の最大15%を占めます。この技術は、繊維廃棄物から回収したセルロースをビスコース繊維の商業生産に取り入れることにより、バージン木材パルプの使用を減らし、ビスコース繊維生産の持続可能な発展を促進するものです。

 

以上

 

※1 HKRITAについて

2006年に設立、香港特別行政区政府の革新技術委員会から資金提供を受け、香港理工大学がホスト役を務めている研究機関です。応用研究・技術移転・商業化においてワンストップサービスを提供する事により、繊維・アパレル産業の競争力強化に貢献します。

 

RDCELLTMは本技術を用いて製造したビスコース繊維の商標です

(商標登録出願中)

 

※2 ジュネーブ国際発明展について

世界知的所有権機関(WIPO)、スイス連邦政府、ジュネーブ州、ジュネーブ市の後援のもと開催される世界最大の発明品専門の国際展示会です。同発明展は世界で最も歴史のある最大規模の発明展で、実用性と市場の結び付きを重視しています。

 

 

 

 

【お問い合わせ先】
ダイワボウレーヨン㈱   担当:城市(ジョウイチ)、若槻  TEL: 06-7635-3293

 

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